相手と接触したり、デッドボールが当たったりして打撲や筋肉の損傷をした後に、なかなか良くならない、関節が曲がらない、筋肉が突っ張って痛い、痛めた箇所がボコッと膨らんでいるなどの症状があるなら、打撲後の後遺症である「骨化性筋炎」の疑いがあります。
骨化性筋炎は外傷性の異所性骨化と言われ、サッカーなどのコンタクトスポーツに多く発生し打撲後の合併症で注意しなければいけないスポーツ外傷になります。
骨化性筋炎はエコーとレントゲン
病院でエコーを撮ってもらえば筋組織の変化が早く見つけることができます。
また、受賞後1ヶ月ぐらい経過すればX線撮影(レントゲン)でもわかります。
レントゲンは骨の診断に役立つのに適していますが(がっつり骨が折れた)、軟骨や靭帯、筋肉などは直接画像に映らないので、レントゲンでは判断しにくいものは、MRIやCT、エコーなどの検査をしっかり行うことが重要です
受傷後はRICEの処置
打撲における応急処置(RICE処置)
RICE処置は捻挫、打撲の怪我に対する応急処置としての基本となるものです。
怪我をしてからすぐに応急処置をするのとしないのとでは、治るスピードも全く違うので最低限の知識として覚えて頂きたいと思います。
Rest(安静)
怪我をしたと思ったら、すぐに動かさないようにして患部に体重がかからないようにして下さい。
無理に動かすと二次的損傷や患部を悪化させる要因となります。
ICE(冷却)
次に行うことは患部を冷やす(アイシング)ことです。冷やす目的は痛みの緩和と血管を収縮させることで組織の炎症や出血を最小限に抑えることができることです。アイシングするときの道具は氷のうやアイスパックを使用します。
アイシングは約20分続けることで効果が得られます。
最初は痛いのですが、段々暖かくなったり、ピリピリしたりしますが15分から20分前後で感覚がなくなるので感覚がなくなり次第アイシングを終了して下さい。
もし、20分冷やしてもまた痛みが増悪する場合は40分間ぐらい間隔をあけてまた20分冷やして下さい。
また凍傷の危険性もあるので氷の温度は0度にしてください。
氷のうであれば少し水を加えることは大切です。
湿布ではアイシングにならないのでお気をつけ下さい。
Compression(圧迫)
患部を圧迫することで組織の損傷の広がりを抑える効果があります。
また、患部を固定することで痛い動きの制限が出来るため、負担が軽減されます。
圧迫が強すぎると、血流が阻害されるので患部の足の指の色や足がしびれてないかしっかりと確認して行って下さい。
Elevation(挙上)
患部を心臓より高い位置に置くことで痛みを軽減させることができます。
なにか手頃な高さがあるものをで良いので、その上に患部をのせてください。
最も大切なのはRICE処置後のケア
最も多いのは、RICE処置の後、痛みがなくなればそのままサッカーをする選手が多いということです
歪みを放置したままプレーすると膝や股関節といった場所にも痛みを感じる可能性があります。
整形外科では、湿布や痛み止めのお薬を出されるかとおもいますが、打撲やスポーツ外傷に詳しい先生に適切に診てもらいましょう。
特許治療「スーパー神経最適化療法」
当院オススメの治療法は損傷した部位や神経ラインに魔法のテープを貼付することで、回復力を通常の17倍から21倍ほどの効果が期待できる特許治療です。
骨化性筋炎も早期に回復できるためプロアスリートの方も県外からお越しくださっております。
打撲やスポーツ障害でお困りの方は一度お問い合わせ下さい。
森崎 雅之
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